30 mai 2018
カルチャースクール受講生症候群
今や生涯学習がさかんになり、いつでもどこでも手軽に学べるようになった。
カルチャースクールしかり、自治体が主催する講座もあれば
大学が一般向けに門戸を開いている講座を受けてもよい。
どこに行くにせよ、知的好奇心をまんべんなく満たしてくれる。
また、有料の講座の場合、払った金額と得られる知的満足とのあいだに
乖離が生じれば遠慮会釈なく講師陣への不満もついつい口をついて出てしまう。
まったく主催する側の苦労もおもんばからず、いい気なもんである。
エスカレーター式に何もせずに知的好奇心を満たしてくれる受講生という
ぬるま湯から出て主催者側にまわってみると、受講生の時に味わった満足とは
まったく次元の異なる達成感を味わえることだろう。
Publicité
Publicité
Commentaires